作品名紅月情事
元ネタ東方Project
公開日20080806
公開場所東方夜伽話
頒布イベントなし
掲載誌なし

§

それは或る、月の、赤い、夜のこと。

可愛いわ、霊夢

視界いっぱいにあるのはレミリアの艶めいた表情。真っ赤な夕日を背負ってやってきたと思ったら、ご飯は食べるわ、風呂にはいるわ。そのまま夜まで居座って、それで、こんな。

幼い顔のつくりとは裏腹に、レミリアの私を見る目は獲物を前にしたそれで。

好いてくれるのは嬉しいし、こういうこともレミィとなら悪くないと思ってる。でも、腕は、解いてくれないか知ら?

私の抗議にも軽く聞き流し、彼女は深紅の唇から犬歯を覗かせて笑った。

駄目よ。霊夢ったら、自分に都合の悪いプレイになるとすぐ逃げちゃうじゃない。

都合の悪いプレイを押し付けないで……

両の腕を縛り付ける縄は幾ら足掻いても解けそうにない。手を頭の上で止められた格好で、私はレミリアに組敷かれていた。

いつもフランを傍において、やんちゃな彼女の姉として努めて大人しく振る舞ってはいるが、根は同じ。我がままで目茶苦茶。こうして単身ウチに来るようになって初めて目にした彼女の姿だ。……まあ、それがまた、放っておけない、って気になるんだけど。

霊夢……

夢見がちな瞳で私を見詰め、レミリアは唇を押し付けてきた。勿論私もそれに応える。

んっ……ちゅ……レミィ……っ

レミリアのしっとりと柔らかい唇がの心地よさを楽しんでいると、しなやかな舌が私の歯を割ってきた。口を開けてそれに応じると、微かに開いた目蓋から、潤んだ赤い瞳を覗かせる。

ぇぃ……む……ぅ

互いの舌をついばむようなキスの合間に、互いの名前を呼び合う。レミリアが私の名を切なげに呟くのを聞くだけで、お腹の下がきゅうっと訴えるのがわかる。

霊夢……触っていい?

……そういうこと、聞かないで

無言でリードして欲しいというのが、受け手のココロというもの。

私がそう答えると、レミリアは、くす、と笑って装束の中に手を滑り込ませて来た。いつもは私が攻めだし、拘束プレイなんて別に好きじゃないけど、いつもと立場が逆なのは、いい刺激だ。

吸血鬼故に日光に当たることを嫌うためか、その手は雪の様に白く、そして樹氷のように細い。絹のようにきめやかな白碩は手も顔も変わらず、しかし頬だけは少しだけ、紅が差していた。

指の一本一本が別の生き物のように蠢いては、私のお腹のラインをなぞり、臍の窪みを突付き、腰の括れを撫でる。

ん……はぁ……

敏感な場所には触れられていないというのに、甘い息が漏れるのを止められない。体を重ねれば重ねる程に、私の体はレミリアに与えられ、そして与える快感を覚えてゆく。私の一番深いところに烙印の様に灼き付いて、もう消えることはないだろう。

彼女の少しひんやりとした指が、登って来る。それでも一気に距離を詰めずに、徐々に、ゆっくりと。そう。彼女は私を焦らしているのだ。そうだとわかっていても、もうスイッチの入ってしまった私の本能は、レミリアを求めて沸き立ってゆく。

れ、みぃ……

絞り出した声は、まるで熱に浮かされたような。

いい顔よ、霊夢……。食べちゃいたい。

首筋や肩に彼女のものである証を無数につけられながら、その度に私はアイスクリームの様に溶かされてゆく。

んっ……ゃぁ……見えるところには……

いいのよ、ちゅっ、霧雨の娘や、んっ、紫に見せつけて、はむ、あげるんだから……

キスだけで。私はそのキスだけでどんどんと昇り詰めてゆく。特にざらざらした舌が耳の裏側を舐められると、脳みその快感を感じる部分を直接舐められたみたいに、背筋をびくつかせてしまう。

乳首、勃ってるね。

ひんっ!

意識を蕩かせてゆく私を見て、レミリアは固くしこり始めた乳頭へ鋭く爪を立てた。全身に電流が走り、命じてもいないのに背筋と脚がぴんと反り返る。

両手を縛られているせいで反撃できない。ただただ、レミリアに擦り込まれる快感に翻弄されてゆく。

くにくにっと、指の腹で押し潰す様に、すっかりと弾力を得た胸の先を愛撫してきたかと思えば、爪の先で乳首の先のすぼまりをほじられたり。鋭い刺激の後には、胸全体をこねるような緩い刺激を織り混ぜて、さして大きくもない私の乳房を愛撫する。

私のなんて……揉み応え、ないで……しょ……っ

ばかね。大きい胸が好きなわけでも、小さい胸が好きなわけでもないわ。

言葉の意味を図り損ねて答えに窮していると、彼女は小さく息をついて、そして目を逸らせて言った。

……霊夢の胸だから好きなのよ

レミィ……わた……ふぎゅっ!

レミリアの言葉にきゅんとして、溢れる愛の言葉を返そうとしたが、唇で塞がれる。彼女の目が「今はそんな言葉は要らない。私が無粋だった」と物語っていた。

彼女のキスはそのまま再び私の舌を捕まえ、さっきとは比べ物にならないくらい激しく私の舌を追い回す。舌先で頬の内側から奥歯の歯茎まで、口の中を隅無く愛撫され私の意識は再びふやけ始めた。

じゅるっ、ちゅっ、と、互いの唾液をすする音が木霊する。レミリアの口から流れ込む唾液を、私は甘露の様に貪った。一方のレミリアも、私の口の中から私の唾液を汲み取って、くくっ、と音を立てて燕下する。二人の唇の合わせの隙間から、最早どちらのものか判らない涎が澪れ落ち、巫女服に淫らなしみをつくった。

レミィの口、甘い……よぅ……

ん……ふっ……ちゅっ……くちゅ、ちゅぱっ……霊、夢ってば、がっつき過ぎ…・・んきゅっ!や、ぁ……口だけでかんじひゃう……じゅるっ……ん、んんっ

唇が陰唇、舌がクリトリス、そして口の中の粘膜全てが膣壁にでもなったかのように性感は刺激され、本当の陰部よりもしとどに濡れた。

んちゅ……レミィ……解いて……っ

だぁーめぇ

情欲の炎が頬を赤く燃やし、レミリアの表情に華を散らせている。感じているのは私ばかりではなかった。私にまたがるように覆い被さる彼女の股間に、固いものが自己主張を始めている。紛れもない男根の感触が太腿の辺りから伝わってきた。

レミィも、興奮してる……

涎と涙でべとべとになった顔に、餌を与えられた犬の様な表情が張り付いているのが、自分でもわかる。

ほら、レミィのこれ、スカートの中でおっきく……

そういってこりこりとした感触の根元を太腿でぐりぐりと圧迫すると、それまでの勢いが嘘のように、レミリアの表情が呆けた。

んひ……れい、む……だめ……あうっ

さっきまで私をいいようにしていたレミリアが、私の脚で咽いでいる。そう、いつもはこうなのだ。私のために「生やして」くれるレミリアを、私が弄ぶ。

レミィ、ちんぽ弱いもんね……。ふふ、さっきまでの勢いはどうしたの?かくかく腰振ってちんこ私の脚にこすり付けちゃって。

レミリアは光のない瞳で、スカートの中、上質なシルクのショーツの中で吃立するモノを声にならない声を上げながらこすりつけてくる。彼女の動きに合わせて脚を動かすと、そのたびに首筋を反らせて唾液をこぼした。

ぁひ……ちんぽ、ちんぽこしゅこしゅするの、いいっ……むけひゃうっ、ぱんつの中でがまん汁でぬとぬとになったほーけいちんぽ、むけちゃぁああああっ!!

ほらっ、いっちゃうの?女の子なのにちんこ生やして、その上女の太腿にぐりぐりされただけで射精するの!?

はあっ!んきゅう!!射精る、射精るのぉおっ!だいしゅきな女の子の体に、ひう、ふたなりちんぽ擦りつけて、臭い精液噴き出しちゃうっ!!

淫語を叫びながら腰を振るレミリアを、私は。

ごめんね

先に謝ってから蹴り倒す。

ひゃっ!?

とす、と、軽い音とともに、彼女は尻餅を突いた。

なにする……んきゃあっ!?ひぃいん!!

抗議の声へ上塗りするのは、より強い快感の悲鳴。私は尻餅を突いた格好のレミリアの股の間へ脚を伸ばし、そこにそそり立つペニスに足袋のままの足先を絡み付かせる。

すご、い……ぱんつと足袋挟んでるのに、熱いの伝わってくる……

レミリアの巨根が孕む熱量に触れ、興奮に胸が跳ねる。

だ……めへっっ!ちんこっ、ちんこ足でスルのだめええぇぇっっっ!!

いいわ、レミィ。すごく可愛い。女の子のくせにそんなでかマラ勃起させて、エロキチ○イみたいな声だしてっ。しかもなあに?その精液タンク、こすれれば足でもいいのね?

はっ!はひゅっ!……ぉ、あ、あぁ……んひぃ!だめっ、だめなのぉおおっ!ぱんつ脱がされたら、ちんぽでるっ!ちんぽスカートからはみ出しちゃってっ……・それで、それで……

そういっている間に私の足はレミリアのショーツを取り去った。

ひぅんっ!

ぶるん、と音でも立てそうな位に反り返ったそれが、レミリアのスカートの下から姿を現した。

エグい反り返りねえ……

自分の喉が鳴るのがわかる。先のレミリアがそうだったように、今の私はまさしく肉食獣の眼つきをしているに違いなかった。

余った皮の中に凶悪にえらを張った雁首が収まり、遠目からにもわかる程に脈うつ。湯気も上げんばかりに熱い先走りをぼたぼたとこぼすそれから生じる、女では我慢の仕方がわからない強烈な快感が、レミリアの脳を灼いているに違いない。

はっ、はぁっ、はひ……

そこに突き入れる対象がないにも拘ず、力の入らない体の全霊を振り絞って、ペニスの生える腰を空に突き上げていた。

レミリアがそうするたびに、皮を被ったふたなりペニスが私の足にこすれ、脈打ち、強烈な性臭を放つ粘液を垂らし続けた。

頃合かな

そう思った私は彼女に笑いかけた。吸血鬼の彼女顔負けに邪悪な表情で。

さ、トんじゃおっか

そういって、足袋をはいた足でレミリアのペニスを扱き立てる。

~っ!!だめえええっ!!でゆっ、ほんろに、せーえきでひゃうう!!れも、とまんあい、ちんここすりつけうのとまんあいいいい!!ふたなりちんこ、ぎもぢいのおおおおぁあああああっっ!!

獣声を上げるレミリア。興奮が高まって、彼女の犬歯がくくっつと伸びるのがわかる。両手さえ結ばれていなければ、このまま追い詰められたのだが。

さあ、とどめ……

ら、らめっ……!!ひょうは……きょうは私の番、なのっ…・・んあぁ……

足腰が虚脱して、よろよろと腕で後ずさるレミリア。手を拘束されている私には、追撃する手段はなかった。

……いいのかしら?ずいぶんと切なそうだけれど。

伸びた犬歯も垂れる涎も収まらず、それ以上に、勃起したペ

ニスも、溢れる先汁も滴るマン汁も、収まる気配などない。

はあっ、はあっ……はっ、ふっ……

もう、根元まで出てきてたんじゃない?後少しでクリームソースみたいなどろっどろのザーメン、どばどば吐き出せたんじゃない?レミィのせーし、すっごく臭いから、私、精液臭くなって匂い取れなくなっちゃうかも

罵るような煽るようなセリフを投げかけるが、彼女は何かに取り憑かれたように、膝を笑わせながら立ち上がる。

男と女、どちらのものか判らない淫液がぱたぱたと滴って、一組しかない布団に沁をつくった。

……霊夢……。

口惜しさと愛しさが入り混じったような表情を浮かべて、レミリアは私の横に回り込む。拘束された両腕のせいで、正対できない。

な、なに……?

今日は、私の番なんだから……」

だから、なにが……

聞かずとも判る。今日はレミリアがタチになろうというのだろう。

だが無理な話だ。彼女のペニスはの感度は相当なものだ。

初めて肌を合わせた夜から、十二回目の夜に彼女はアレを生やし、それからも数え切れない程セックスした。だが毎夜私がタチだった。そんなこと決めたわけでもないにも拘らず、だ。

「……いれてよ。レミィの、欲しいよ。」

最初灯された私の劣情の火はまだ消えていない。それに加えて私を求める可愛い表情を目にし、モノの熱さを感じさせられ、彼女ほどではないとはいえ私も相当……キている。

だが、レミリアは私の横から動かない。

「だめ、よ……あはっ」

性欲を剥き出しにした顔に、どこか別の場所で見た色が浮かぶ。そうだこの表情は。

ぞくり、と、背筋が凍った。

赤い瞳は鮮血よりも赤く、沸き立つ影は闇よりも暗い。獣よりもなお残忍で、赤子よりも無邪気。それはフランの、狂気じみた笑いと同じ顔だった。

「レミ、ぃ……?」 「聞いちゃったんだもん、霧雨の娘から」

いやな予感が、する。

「な、なにを……?」 「霊夢の弱点っ」

邪悪な無垢が体現したような表情で笑うと、伸びた犬歯から血液の凝固を抑制する唾液が滴った。

「……『虜』にするつもり?

「えっ?し、しないわよ!

私の言葉に、レミリアは、ぱっと私から離れる。一瞬で表情がいつもの少し熱っぽい眼つきのそれに戻った。そして、少しだけ厳しい口調で。

見くびらないで。どんなに霊夢に夢中で、霊夢が欲しくて堪らなくても、絶対に血は吸わない。そんな方法で霊夢を手に入れたくないし、私がその立場でもそんな風に霊夢の物になりたくない。」

……そっか。ごめん

キスもセックスも、儀式なのよ。霊夢と私が、その命ある限り、いえ、死してなお互いに互いを求め合う。それを確かめる、儀式。……いつもいつも私が好きなようにされてるのが癪だけどね。

小さくため息を吐くレミリア。

だってレミィ、えっち弱すぎ。

……今日はそうは行かないわ。言ったでしょ、弱点を聞いてきたって。霧雨の娘にって言うのが気に食わないのだけれど。

弱点って……。もしかして、魔理沙と寝たの、根に持ってる……?

さあ?

根に持ってるな……。

「違うのよ。あれは魔理沙が『アリスとうまく行かなくて、でも自分からは言いだせない』とか、あいつらしくもなく可愛いことを言うから……その、流れで……」

流れでセックスしちゃうんだ?

弁解になっていない。

ごめんなさい

いいのよ、別に。霊夢の弱点、教えてもらったし……

そういって、私を後ろから掻き抱く。首筋から耳にかけてキスの嵐を降らせながら、両手は再び装束の中に入り込んで、胸を愛撫する。

さ、さっきと変わらないんじゃない?

どうかしら

お世辞にも豊満とは言い難い双丘をこねる指は、ゆっくりと横へと移動して脇腹のさらしを解く。そして。

……!ま、魔理沙の奴、誰にも言うなってあれだけ念を押したのにぃっ……!!

ワキ、弱いんだって?

……

否定したところで早晩ばれる。

意外だったわ。まさかいつも出してるところが弱点だったなんて。

レミリアは本当に嬉しそうに、私の腋の下に指を這わせてきた。

だ、だめ。そこ、ほんとに……きゃふっ!!

彼女の指は、私の肌に触れるか触れないかという距離を保ちながら、突ついたり撫でたりを繰り返す。

や、ひゃははっ、ちょっ、魔理沙から何を聞い……ひゃはははははっ!やめ、ひひひひっ!

今更とぼけても無駄よ?腋の下が弱いといったら、相場が決まってるじゃない。

レミリアの行動は、所謂、くすぐり、に他ならなかった。腋の下が弱いのは確かだけど、こういう意味では……。さては魔理沙め、レミィに変なことを吹き込んだな……。

冷静に考えられるのはそこまでだった。レミリアのくすぐりは留まることを知らず、腋の下から、脇腹、臍の穴迄に及んだ。

そーれ、いっぱいくすぐっちゃうんだから。こんなのが気持ちいいなんて、霊夢って変態さんだったんだ?

ち、ちがっ、ちょっと、話を、ひゃはははははははっ、ひ、れみ、あはははははははははは!

もう、まともに口を利くことすらままならない。一番辛いのは両手で両方のワキをくすぐられるときだ。笑いを堪えられず、息もできず、意識に靄がかかる。

あっ、もしかしてみんなに見られて興奮しちゃうクチ?だからいつも肩とかワキとか出した服きてるんだ?みんなに見てもらって、色んな人に寄ってたかってくすぐられるのを想像しちゃう、新手の露出狂。

ち、ちがふひひひひはははははっ!あははっははははははひい、おねが、ちょっと、やめ、ひゃはははははははははは!

否定すら出来ない執拗なくすぐりにあい、息が出来ない。酸欠が正常な思考を奪い、性感としての弱点を刺激されている感覚とくすぐったさの境界が曖昧になってゆく。

やっぱり腋の下が一番みたいね?こちょこちょこちょ……

長く伸びたレミリアの爪が、ぎりぎり皮膚に触れる。それが五本の指で延々とリピートされていた。中途半端に圧点を刺激され、感触として判断するかどうか脳が判断しあぐねている。

ほん、とに、ひゃははっはあはははははは!勘弁し、はははははははははは!

こそばゆさが脳髄を麻痺させ、そしていよいよそのたがが外れる。

くすぐったい!もう笑いたくない!息が出来なくて苦しい!苦しいのに……苦しいのに、どうして……っ

乳首が勃起しているのがわかる。アソコがほぐれて、どうしようもなく熱くなっているのも、わかる。

あは。霊夢、太腿擦り合わせちゃって、どうしたの?

ひゃひひひひひひひ!やめ、もう、だめっ、あひひひいいあははははははは!!

全身が熱っぽくて、お腹の下がきゅって……。

ほおら、いいのよ?くすぐられてイっちゃう変態でも。私はそんな霊夢も愛してあげられるわ

きひひひひいひっっ!ちがあっはははははははははは!らめ、ほんろに、わらひ……っ

くすぐったさが、快感に、変わる。

いつでもイっていいわ、霊夢。見ててあげる、くすぐられて気を遣るその顔を。

やあ、も、らめ、あははははははははは!ひ、ひ、ひっ、くひ

肺の中にはもう殆ど酸素は残されていない。もう、声さえ出ない。苦しい。苦しい。苦しい。……きもち、いい……

あは、はは……ひぁ……かっ……・

吐き出すものの残っていない肺から、それでも強制的な笑いによって絞り出される空気。残気量に反比例して膨らむ快感。止まらぬ笑いと、そして狂った性欲のせいで涙が溢れ、涎もだらだらと滴っている。自分でも想像したくないくらい、だらしのない顔になっているはずだ。

も……ぅ……ゎた……ひ……

もう、体の感覚を制御できない。がくがくと震える全身を止めることもできないまま。笑うための感覚も、肺活量も残っていない。真空状態で伝わる剥き出しの快感だけが、絶望的に私を蝕んでゆく。

そして。

~~~っぁ!~~~~~~っ!!

それはイかされた等と生易しいものではなかった。体が四方八方に飛び散る位の衝撃と気を失う位の快楽が、意識を体から突き飛ばした。

瞳は映像を結ばず、世界を光の束としてしか認識できない。虚脱感と浮遊感をない混ぜにした感覚に包まれながら。

ら、め……

ぁー。霊夢ったらお漏らししてる

ぁ……ぁ……

絶頂に押し上げられた泥のような感覚に追い打ちをかけるのは、体の弛緩による失禁の解放感。じょろじょろと音を立ててアソコから噴き出す小便の弧は、私を更に恍惚の果てへと追い詰めた。

汚物が膀胱から追いやられて尿道をくぐる感覚が、快楽に化けて爆ぜる。

霊夢、くすぐられて感じたあげく、お漏らししながらイっちゃうなんて、さすがに私でも引いちゃうかも……

言葉とは裏腹にレミリアの表情は満足そのもの。

こんなの……みな、ぃで……

長く、止められない放尿。レミリアはそれがかからないぎりぎりの距離迄顔を近づけ、噴出を続ける尿道口を見詰めるている。

恥ずかしくて顔を手で覆いたいが、それも出来ない。レミリアに見られて、消えてしまいたいとさえ思うと同時に、倒錯した快感に追い詰められて立て続けに絶頂を極めてしまう。

ひぁ……こんな姿みらぇて……また、またいっひゃ……!

びくびくと全身が震え、その拍子に小水の軌道が跳ねて。

わ、ちょっと……

レミリアの顔にかかった。

……くさいわ。

ご……め……

酸欠とオルガスムスで息も絶え絶えな私は謝ることさえおぼつかない。

くさいわ。本当に、盛ったメスイヌのにおいがする。

ひぁ……

いつも私が投げかけているような台詞を浴びせられ、だが、どうしようもなく興奮している私がいた。

綺麗にして。口だけでよ?

レミリアは私に馬乗り、キスできるくらいの距離に顔を近づけ、目を瞑る。

口で、って……

それは、自分の小便を飲めということに他ならない。

自分で出したものでしょう?……さあ、早くしないと乾いて匂いが付いちゃうじゃない。

私はふるふると震えながら、彼女の綺麗な頬に筋を残す汚らわしい湿り気に舌を伸ばした。

くさい。これが自分のおしっこの味……。

そう考えた途端に酷く惨めになり、同時に被虐の快感が湧き上がる。

ん……ちゅ……ろ……

ん、ふふ、霊夢ったら、本当に犬みたいね。……

一口舐めてしまえば、崩壊はあっという間だった。私はレミリアの顔に残る雫やその跡を、丹念に舐め取る。いつもセックスのときには、いいように扱っているレミリアに、今日は犬のように扱われている。その倒錯感が、脳髄をとろかせた。

霊夢……

ふみゅ……れみい……

互いの顔が、まつげも交わらん程に近い。私の舌と唇は彼女の滑らかな白い肌を撫で続け、そしてそれは自然にキスへと変わっていった。

口が溶け合うようなディープキス。くちゅくちゅと粘り気のある水音は、互いに二人の耳を犯す。

ひぁ……ちゅうっ!くちゅっ……霊夢の舌、柔らかくて美味しそう……。歯、立てていい?

答えは聞かないまま、彼女は私の舌を甘噛む。尖ったレミリアの犬歯が舌に立てられる。程よく鋭い刺激が、突き抜ける快感となって走り抜けた。レミリアがほんのもう少しだけ顎に力を入れれば、その吸血の牙は私を『虜』に変えてしまうだろう。そうならないように呪をかけておくことは簡単だ。だがそれをしない全幅の信頼を置いての綱渡りこそが、快感のスパイスとなる。

ちゅっ、くちゅ……今度は、私の、番

そう言って顎を組みかえて、今度は私が彼女の舌を捕まえる。

ふみゅ……ふあっ、ちゅっ……

レミリアの舌は獣のそれのようにざらざらしていて、それが何とも気持ちがいい。彼女の口を股にあてがい、頭を押さえつけて、このざらざらで、包皮を剥いた自分のクリトリスを舐めさせるのが堪らなく好きだ。そして、自分にとどめを刺すのがもっと好きだ。

その愛おしい舌を、舐め、甘噛み、吸い、自分の舌と絡め合わせる。

ひぁ……ぇいむ……ぁらし、したでかんじてう……れいむに、したたべられて、ちんこびんびんきひゃってりゅうぅ……

かくっ、かくっと震える腰にいきり立つペニス。そのペニスをさすれないのが残念で仕方ない。

レミィ、いれて……おねがぃ……

自分でも驚くくらいあまったるい口調と蕩けた表情。立て続けに二度もイかされ、しかし、本当に欲しいものを得られないままの私は、既にひたすらに快感を求めることしか頭になかった。

「はっ……はっ……いれるっ……霊夢のあそこに、ちんこいれちゃう……!

虚ろな目のレミリア。彼女もまた身を焼く獣欲に焦がされてまともな思考を失っている。二人ともこうなった時のセックスはいつも……とにかく果てがなかった。そして今夜もそうなるだろう。淫欲に覆い尽くされた一片の思考回路も、今は肉欲への期待で染まっていた。

「れい、むぅ……っ」

レミリアは覆い被さる形だった私から、何故か降りた。

「れ、み……?

歯車の欠けたからくりのようなおぼつかない動きで、彼女は私の後ろに回る。その間もぺニスからなのかヴァギナからなのかわからない淫液がぼたぼたと股の間から滴る。不潔でグロテスクで気持ちの悪い、そして何ものよりも艶美なその姿から、私は魅入られたかのように目を離せないでいた。

「入れるのは、ここ……」

熱っぽく呟きながらレミリアが熱い亀頭の先端をあてがった場所に、私は戦慄した。

「そこで……しちゃうの……?」 「解いてあげる。その代わり、ちゃんと締めるのよ?

レミリアは耳元で静かに、でもしっかりと囁いた。その声色には確かに惚けるほどの悦が混じっている。しかし、人間とは根本的に違う部分でのタフさが、この場で目覚めはじめたようで、まともな思考などは濃い靄の向こう側に追いやられた私とは違い、快楽を楽しむ魔族の本性が垣間見える。

「うんっ、うんっ、締める。ちゃんとレミィのちんこ締めるっ……だから……っ」

ぷつっと私の両腕を捕まえていた縄が切れ、そしてその瞬間。

「ひぁ!しゅごひ……!あっついちんぽでえぐられるの、しゅごいよおおおっ!」 「ふっ……はぁあっ……きもちぃ……霊夢のつるつるのわきまんこ、気持ちいいよ……」

レミリアは後ろからその巨根を腋の間に挟んで腋の下や脇腹、二の腕をぺニスで蹂躙する。

「ぉあ……しょこ……もっとこすって……

縄を解かれた私は左腕でレミリアのぺニスを挟みこみ、右手は包皮の剥けたクリトリスを乱暴にまさぐっていた。

ぬるぬる……レミィのちんぽ汁でわきまんこぬるぬるになって……ひゃん!おくぅ、わきまんこの奥、ふたなりちんぽでぐりぐりされるの、いいっ!

っはあっ、んく・……霊夢のわきまんこ凄く締まってりゅう……腋ズリっ腋ズリきもちいいいっ!

魔理沙には舌で愛撫されただけだった。こんな風に、女性器として扱われるのは初めてで、それが堪らなく気持ちよかった。腋の下の摩擦から生じる粘り気のある快感を、こうも深く得られるのは恐らく私だけだろう。即ち、変態。

ねえっ、ほんとに、はあっ、腋で、イけちゃうのっ?

いけゅの、腋でいけりゅ、私、腋一番感じるのぉっ!……たまぁないの、なまちんぽ腋ズリなんてはじめひぇ……そこっ、奥、奥ぅ!わきまんこの奥押し込まれるのたまらにゃいいいいいいいっ!腋アクメしちゃうにょおおおおっっ!!

変態。くすぐられてイって、おしっこもらしてイって、最後は腋扱きてイくの?これが幻想卿の楔を守り、大地の要石の守護を担う、人間の守護者たる巫女の有様?紛れもない変態じゃない。変態、変態っ、へんたいっ、へん……んく……たぃ……っ

私を言葉で罵りながら、当のレミリアも高まる射精感に口元が緩む。

いひよお……腋ずりするの、きもちいぃ……っ……レミィのちんこ、あちゅくて……とけゅぅ

腋の下でじゅぶじゅぶと淫らな水音を響かせ、時折顔を覗かせてそそり立つモノに、私は舌を伸ばす。舌といわず唇といわず、顔のそこいらじゅうをわきまんこを抜けてくる愛しいぺニスにこすりつけ、顔に淫液をまぶすことに快感を膨らませる私。

はひ!しょれ、しょえしゅごい!わきまんこ抜けたらしたまんこっ!ほっぺもやぁらかいっ、腋ズリと顔ズリきもちぃいいいっっっっ!

ちゅ……ん……レミィの、あちゅい……ちゅっ、ん……

過剰すぎる先走りのせいで、分泌液を持たないにも拘らず、私の腋はどろどろに濡れ、強烈な淫臭を上げていた。ぬらぬらと光り、腋を貫いて一抜きごとにあっさりと絶頂に導かれそうな強烈な快感を与えてくるそれを、私はひたすらに愛でた。

やがて、レミリアの本気汁が腋だけでなく二の腕や脇腹にまで滴る頃、彼女の口元がだらしなく緩み始めた。ぺニスは何っ家に耐えるように断続的に痙攣し、彼女のスリムな尻の肉が慄いた。

はあっ、れぃむっ、いっかい、だす、わょっ!だす……だすうっ!せーしだすうっ!

腋の下を猛然と亀頭でこすり上げ、厚い包皮もすっかりと剥けきったレミリアのぺニスが、射精を前にして一回り膨れ上がる。

だして!せーえき、レミィのふたなりみるく、わきまんこに中出ししてええっ!

でりゅ、でりゅう!いっぱい我慢してどろっどろに濃縮した特濃ふたなりザーメン、霊夢の淫乱わきまんこになかだししゅりゅうううううっっっっ!!

ごりっ、と音が鳴りそうなほどに強く腋の奥にぺニスが差し込まれる。

きひゃああああっ!つよぃ、ちゅょいいいいっ!しょんなにちゅおくわきまんこ突かぇたら、イく、イく、いきちんじゃううょおおおおおっっっっ!!

腋から噴き出す快楽に完全に支配されて、私は絶頂を叫び、その通りに達する。そして、同時にレミリアの肉棒も、爆ぜた。

おおああああああっっっっっ!!しゃしぇひ、しゃしぇいしゅゆうっ!れーむの腋ズリでちんこばくはつしてゆううううっっ!

いつも膣の中で奔流となって逆流までするほどの量を吐き出すレミリアだが、今日はその比ではなかった。

とまんにゃい、せーしとまんにゃいよおおっ、じゃぐちっ、ざーめんじゃぐちこわぇてとまぁなひいいいいっっ!

腋をこすられているときと遜色の無い位の感覚を与える射精圧。顔にかかった後もたやすく流れ落ちない程の粘度。

そして、彼女の精を求めていた口も、紅に染まった頬も、細い首筋も落ち窪んだ鎖骨と肩骨の溝も、興奮にぴんと上を向いた乳首も張りを持った乳房も、滑らかな曲線を描く白い腹もつつましくへこんだ臍も、それらすべてをも呑み込み包み込み、淫らな白に染め上げるほどの大量の射精。

しゅご……においとどろどろとでまたいっちゃうぅ……わきアクメくしぇになりゅう……

ひぁ……とまひゃ……ぁ

射精を経た彼女の表情は蕩けきり、舌を伸ばして涎が滴ることもいとわない酷い有様だった。私はその美しく愛しい顔にむしゃぶりついた。

レミィ……イっひゃったょお……わきまんこに大量中出しされて、わらし、へんたいぃ……

頭の上からどっぷりとレミリアの白濁液の浸かり、惚けた私は、しかし静かに視界の焦点を取り戻していく。

ぁ……ん……じゅぷっ、ちゅ……れみ……

れいむ……

鼻をつく獣臭を放つ精液まみれにも拘らず、レミリアは私のキスに応じてくれた。

しばらく無言のまま、啄むようなキスの時間が続いた。興奮と獣欲に上がり切った互いの息を整えるように、静かなキスを、それでもお互い雨のように降らせる。

んちゅ……へんたいさん……

いわないでよぉ……

くす。でも、愛してる

……レミィ……

レミリアはそっと私の淫液だらけの手に細い指を絡ませてきた。そして。

……折角、いい雰囲気だったのに……

これくらいで、終わる訳がないじゃない。

私の手を取った彼女は、自らの逸物に私の手を導いた。……熱く、震え、脈打ち、そしてまだ出し足りないととろとろと白い液体を滴らせるレミリアのペニスを感じ、鎮まりかけていた私の昂ぶりは、再び滾り始めてしまう。

ねえ、レミィ。こっちの腋……まだ、処女だよ……

私のその言葉を皮切りに、スイッチが切り替わったように再び激しい交わりが始まった。

……それは或る月の赤い夜のこと……。